ご挨拶

 

 この度「第135回日本薬理学会関東部会」を2016年10月8日(土)、浜松医科大学薬理学講座の主催で開催させていただくことになりましたので、ご挨拶を申し上げます。
 今回の関東部会では、「病態生理に基づく革新的な薬理研究を目指して」をメインテーマとさせていただきました。臨床や基礎研究における疑問を基にした、今まで解決できなかった課題に対する革新的研究は、薬理学として重要な領域と考えております。薬理学研究者はいろいろな領域に、また異なる分野にまたがった学際的なフィールドで活躍しています。日頃、薬理学に携わっている先生方が一同に会し、お互いの研究発表を活発に議論することにより、研究者自身だけでなく薬理学領域の研究が発展することを期待しております。
 一般演題はより多くの研究発表をしていただけるよう、口頭発表とポスター発表の両方を取り入れました。関東部会の伝統を踏襲し、大学院生および学部学生の発表の中から、優秀発表賞を選考し、表彰いたします。
 本会では、スマートフォンやタブレットからも抄録集が閲覧できるような、新たな取り組みを134回関東部会同様に採用いたしましたので、是非、ご利用ください。
 浜松市は静岡県西部に位置しており、関東部会としては最西端となり、移動に時間がかかりますが、天気がよければ車窓より富士山も間近に見えます。また浜松は餃子やウナギが名物ですので是非ご賞味下さい。
学会当日は、多くの先生方および学生にご参加いただき、研究について熱い議論を交わしたいと存じますので、皆様のお力添えを何卒、宜しくお願い致します。



会長 梅村 和夫
浜松医科大学 薬理学教授

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