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    <article_id>D12</article_id>
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      <title_ja>特異性の高い抗体と超解像顕微鏡により明らかになったニューロペプチドY受容体の<i>in vivo</i>局在</title_ja> 
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    <author>
      <author_ja>〇村瀬 真一<sup>1</sup></author_ja>
      <author_en><u>Shinichi Murase</u><sup>1</sup></author_en>
    </author>
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      <aff_ja><sup>1</sup>国際医療福祉大学医学部薬理学講座</aff_ja>
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  <abstract>G蛋白質共役型受容体（GPCR）は神経伝達物質、ホルモン、薬物などをリガンドとする細胞膜蛋白質である。複数の抗GPCR抗体の特異性がノックアウトマウスを用いて検討されたが、それら抗体による免疫組織化学反応は概して非特異的と判定された（Michel他、2009年、Naunyn-Schmied Arch Pharmacol）。従来用いられてきた抗体特異性の基準（抗原による吸収、ウエスタンブロット法で単一バンド、抗体に特徴的な染色パターン）を満たしただけでは特異性の高い抗体とは言えないため、ノックアウト動物に反応しないという特異性を持った抗体が求められている。私達は、神経伝達物質ニューロペプチドYに対するGPCRであるY<sub>5</sub>蛋白質のマウス脳内局在を検討する過程で、用いた抗Y<sub>5</sub>ポリクローナル抗体がY<sub>5</sub>ノックアウトマウスの組織と反応することを見出した。そこで、このポリクローナル抗体に含まれる非特異的抗体をY<sub>5</sub>ノックアウトマウス脳切片（パラフォルムアルデヒド固定）に吸着させ、Y<sub>5</sub>蛋白質と選択的に反応する抗体のみを回収することを試みた。回収した抗体は、新たに準備したY<sub>5</sub>ノックアウト脳切片とは反応しないが、野性型マウス脳切片において細胞膜に沿う球状の免疫組織化学陽性像を示したため、この陽性像を真のY<sub>5</sub>局在分布と考えた。この球状のY<sub>5</sub>陽性像の大きさは共焦点顕微鏡下（平面分解能250 nm）では約600 nmであったが、超解像顕微鏡下（平面分解能100 nm）では200 nm以下であり花弁状であったりドーナツ状であったりと不整形であった。現時点で、このY<sub>5</sub>陽性像の中に何個のY<sub>5</sub>分子が局在しているのか、またY<sub>5</sub>分子が単量体であるのか、多量体であるのか、両者が混在しているのかなどの疑問に答えるデータは得られていない。さらに、Y<sub>5</sub>蛋白質と近縁にあり同蛋白質と同様に摂食促進受容体として知られるY<sub>1</sub>蛋白質が超解像顕微鏡下でどのような集合像を示すのか、<i>in vitro</i>で報告されたようにY<sub>5</sub>とY<sub>1</sub>からなる多量体が<i>in vivo</i>でも形成されるのかなど未解決の問題がある。ノックアウトマウスと反応しない特異性の高い抗体、解像度の高い超解像顕微鏡と他の実験技術を組み合わせることにより、これらの疑問に答えることが可能になる。</abstract> </article>