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    <article_id>D1</article_id>
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      <title_ja>慢性胃食道逆流症モデルラットの下部食道周辺組織における温度感受性TRPV1およびTRPM8チャネル発現神経の変化</title_ja> 
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    </title>
    <author>
      <author_ja>〇小出 恵未<sup>1</sup>、篠木 智晴<sup>1</sup>、松本 健次郎<sup>2</sup>、田嶋 公人<sup>1</sup>、堀江 俊治<sup>1</sup></author_ja>
      <author_en><u>Megumi Koide</u><sup>1</sup>, Tomoharu Shinoki<sup>1</sup>, Kenjiro Matsumoto<sup>2</sup>, Kimihito Tashima<sup>1</sup>, Syunji Horie<sup>1</sup></author_en>
    </author>
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      <aff_ja><sup>1</sup>城西国際大・薬・薬理、<sup>2</sup>京都薬科大・薬・薬物治療</aff_ja>
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  <abstract>【目的】我々はこれまでにマウスの下部食道において温度感受性 transient receptor potential（TRP）V1チャネルが急性逆流性食道炎の病態に関与している可能性を報告した（Histchem. Cell Boil., 2014）。本研究では、慢性胃食道逆流症（GERD）デルラットの下部食道組織においてTRPV1発現知覚神経の変化および疼痛関連受容体であるTRPM8チャネルの局在について検討した。【方法】SD系雄性ラットの幽門部を2.5 mm幅の18Frもしくは20 Frネラトンカテーテルにて被覆した後、前胃部と胃体部の境界部を結紮してGERDモデルとした。施術後１～2週間飼育し、摘出した食道の凍結切片におけるTRPチャネルおよび神経マーカーの局在について免疫組織化学染色にて検討した。【結果】病態モデルの下部食道粘膜層および括約筋（LES）においてTRPV1発現神経線維数は正常群と比較して増加した。病態モデルにおいてTRPV1とCGRPあるいはサブスタンス Pを二重染色したところどちらも共存が観察され、CGRPとTRPV1、サブスタンスPとTRPV1の共発現神経線維の数は正常群と比較して増加が観察された。病態モデルのLESにおいて神経型一酸化窒素合成酵素（nNOS）とTRPV1の二重染色を解析したところ、筋間神経叢においてnNOS発現細胞体にTRPV1発現神経線維が巻きつくように局在していることが観察された。TRPM8免疫活性の検討では病態モデル群のLESの筋間神経叢においてTRPM8が発現する細胞体の増加がみられ、その細胞体にnNOSの共存も観察された。【考察】GERDが慢性化するとLESにおいてTRPV1発現神経線維が増加すること、さらに内在性NO作動性TRPM8発現ニューロンが増加することが示唆された。よって、これらのTRPチャネル発現神経からのNO遊離が増大しLESの収縮が抑制されやすくなっていると推察した。下部食道粘膜層においては、TRPV1発現神経線維が増加することで熱や酸の刺激に過敏な状態になり、これが胸やけ症状として知覚されているのではないかと推察した。【結論】慢性胃食道逆流症モデルラットの下部食道組織では、TRPV1およびTRPM8の発現神経が増加することで、胸やけなどの痛覚過敏やLESの収縮抑制異常が起きていることが示唆された。</abstract> </article>