ご挨拶

第137回日本薬理学会関東部会
会長 鈴木 秀典


 

 日本薬理学会関東部会会員の皆様には、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 この度「第137回日本薬理学会関東部会」を、2017年10月28日(土)、日本医科大学千駄木校舎で開催させていただくことになりました。

 薬理学は薬物を出発点(手段)あるいは到達点(治療薬開発)として、元来幅広い研究領域を包括する学際的分野です。既存の概念にとらわれない多様な領域からの研究手法や成果をどんどん取り入れることで、薬理学の新たな発展が期待されると思います。来年にはいよいよ第18回World Congress of Basic and Clinical Pharmacology (WCP2018)が「Pharmacology for the Future」を主題として、日本で開催されます。本部会では幅広い領域の研究発表を期待し敢えてテーマは掲げておりませんが、まさに薬理学の未来を見据えた多岐に亘る成果を様々な観点からご発表、ご議論いただきたくお願い申し上げます。

 一般演題は口頭発表を中心に据え、活発な討論の場を提供したいと計画しています。今回も関東部会の伝統を踏襲し、大学院生および学部学生の発表の中から、優秀発表賞を選考し、表彰いたします。奮ってご応募ください。

 文京区千駄木の地は、谷中や根津とともに交通至便な都心にありながら、旧い下町情緒の残る地域です。近隣には荘厳な佇まいの根津神社もありますので、散策など緩やかな時もあわせてお楽しみください。

 当日は多くの先生方および学生の皆さんにご参加いただき、熱くご討論くださいますようお願い申し上げます。


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